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サイト運用TIPS

Shopifyの売上アップに役立つ施策15選!コツコツ積み上げることが大切です!

いつもお世話になっております。
株式会社ベリッシマです。

今回の記事では、Shopifyの売上アップに役立つマーケティング施策15個を厳選して詳しく解説いたします。
Shopifyで作ったECサイトでの売上アップを目指す担当者様の参考になりましたら幸いです。

また、もしこの記事で分からないことがありましたら、当サイトのコンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
ご相談・お見積りは無料です。

Shopifyの売上アップに役立つ施策15選!コツコツ積み上げることが大切です!

Shopifyの売り上げアップに役立つマーケティング施策として、大きい括りとしては、

  • 訪問者数(トラフィック)を増やす施策
  • 購入率(CVR)を上げる施策
  • 平均注文単価(AOV)を上げる施策
  • 顧客リスト・リピーター施策

の4つのセクションに分かれています。
それぞれの中の施策を合算すると合計で15つあるので、それぞれ順にご説明させていただきます。

訪問者数(トラフィック)を増やす施策

まずはなんと言っても、お客様に自社Shopifyサイトに訪れていただく必要があります。
この入り口の部分に注力し、新規顧客のトラフィックを増やすことが第一の課題になります。
このセクションでは主に以下のマーケティング施策をご紹介いたします。

  • SEO対策(商品名・説明文・画像altテキストにキーワードを入れる、ブログ運用)
  • SNS連携(Instagramショッピング、TikTok動画、XやPinterestでの情報発信)
  • Web広告活用(Googleショッピング広告、Instagram/Facebook広告、TikTok広告)
  • インフルエンサーマーケティングやUGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用

順番に解説いたします。

SEO対策(商品名・説明文・画像altテキストにキーワードを入れる、ブログ運用)

SEO対策は、Shopifyストアへのオーガニック流入を増やすための基本施策です。
商品名や説明文、画像のaltテキストにターゲットキーワードを適切に盛り込むことで、Googleなどの検索エンジンで上位表示を目指します。
特に商品説明は、ユーザーが知りたい情報を網羅しつつ、自然な形でキーワードを散りばめることが重要です。

また、ブログ運用も効果的で、商品の使い方や関連情報、業界トレンドなどを発信することで、検索流入の幅を広げられます。
SEOは一度対策して終わりではなく、定期的な見直しやコンテンツ追加が成果を左右します。

Shopifyでブログを使ったSEO対策については別の記事にまとめておりますので、そちらも併せてご参照いただけますと幸いです。

関連記事:Shopifyのブログ機能でSEO対策を強化する方法を解説!

SNS連携(Instagramショッピング、TikTok動画、XやPinterestでの情報発信)

SNS連携は、ブランド認知拡大やファン獲得、購買促進に直結する施策です。
Instagramショッピング機能を活用すれば、投稿画像から直接商品ページへ誘導でき、購買までの導線が短縮されます。
TikTokでは短尺動画による商品紹介や使用シーンの発信が拡散力を生み、若年層へのリーチに有効的と言われています。
X(旧Twitter)やPinterestは情報拡散やビジュアル訴求に優れており、キャンペーンや新商品の告知、ブランドイメージの構築に役立ちます。

各SNSの特性やユーザー層に合わせて内容をアレンジし、同一内容の投稿でも表現を変えることで、より高いエンゲージメントを狙えます。

Web広告活用(Googleショッピング広告、Instagram/Facebook広告、TikTok広告)

Web広告は、ターゲット層に効率よくリーチし、短期間で集客や売上アップを実現できる施策です。
Googleショッピング広告は、購買意欲の高いユーザーに商品を直接訴求でき、Shopifyとの連携も容易です。

InstagramやFacebook広告は、年齢・性別・興味関心などで細かくターゲティングできるため、ブランド認知から購買まで幅広い目的に対応します。
TikTok広告は、動画を活用したダイナミックな訴求が可能で、若年層へのリーチに特に強みがあります。

広告運用では、定期的な効果測定とクリエイティブの最適化が重要です。

インフルエンサーマーケティングやUGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用

インフルエンサーマーケティングは、影響力のあるインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらい、信頼性や話題性を高める手法です。
インフルエンサーのフォロワーは、彼らの発信を信頼しているため、購買意欲を高めやすいのが特徴です。

さらに、UGC(ユーザー生成コンテンツ)は、実際のユーザーによるレビューやSNS投稿を活用することで、リアルな体験や口コミを新規顧客に伝えられます。
UGCは購買行動の後押しやブランドロイヤルティ向上に直結し、企業公式アカウントでのシェアやキャンペーンによる投稿促進も有効です。

インフルエンサーとUGCを組み合わせることで、より多くのユーザー参加と信頼性の高い情報発信が実現します。

購入率(CVR)を上げる施策

先にご紹介した新規顧客を獲得するマーケティング施策の次は、ECサイトに訪れたユーザーに自社で扱う商品やサービスを購入していただく必要があります。
そのための施策は主に以下の5つです。

  • 商品ページの改善(高品質画像、わかりやすい説明、レビュー表示)
  • 決済手段の充実
  • サイトのモバイル最適化
  • クーポンや限定セールの実施
  • 顧客セグメントごとのパーソナライズ施策

商品ページの改善(高品質画像、わかりやすい説明、レビュー表示)

商品ページは、顧客が購入を決める上で最も重要なポイントです。
高品質な画像は商品の魅力を最大限に伝え、ユーザーの購買意欲を高めます。
複数の角度や使用シーン、拡大画像などを用意することで、実際に手に取ったときのイメージがしやすくなります。

また、わかりやすい説明文は、商品の特徴やメリット、使い方を具体的に伝えることが大切です。
箇条書きを活用し、読みやすさにも配慮しましょう。
さらに、レビュー表示は他のユーザーの体験を可視化し、信頼性を高めます。
ポジティブなレビューだけでなく、改善点も含めて掲載することで誠実な印象を与え、購入後のギャップを減らすことができます。

これらの工夫により、コンバージョン率の向上が期待できます。

決済手段の充実

多様な決済手段を用意することは、カート離脱を防ぐために欠かせません。
クレジットカードや銀行振込はもちろん、PayPayやLINE Payなどのキャッシュレス決済、Apple PayやGoogle Payなどのモバイル決済にも対応しましょう。

顧客が普段使い慣れている決済方法を選択できることで、購入のハードルが下がり、売上アップにつながります。
決済画面はシンプルで分かりやすく、入力項目を最小限にすることで、スムーズな購入体験を提供できます。

サイトのモバイル最適化

スマートフォンからのアクセスが主流となっている現在、サイトのモバイル最適化は必須です。
ページ表示速度を速くし、指での操作がしやすいボタン配置や、読みやすい文字サイズを意識しましょう。

モバイル専用のレイアウトや、簡単なナビゲーションを導入することで、ユーザーがストレスなく商品を探し、購入まで進める環境を整えます。
モバイル最適化は、離脱率の低下やコンバージョン率向上に直結する重要な施策です。

クーポンや限定セールの実施

クーポンや限定セールは、購買意欲を喚起し、購入を後押しする強力な施策です。
期間限定や数量限定のセールは「今買わないと損」という心理を刺激し、即時的な売上アップにつながります。

また、新規顧客向けの初回購入クーポンや、リピーター向けの特別割引クーポンを発行することで、それぞれの顧客層に合わせたアプローチが可能です。
クーポンコードの配布は、メールマガジンやSNS、サイト内ポップアップなど多様なチャネルで行うと効果的です。
さらに、セール期間やクーポンの有効期限を明確に伝えることで、購買の決断を早めることができます。

これらの施策を定期的に実施することで、売上の底上げが期待できます。

顧客セグメントごとのパーソナライズ施策

顧客ごとに異なるニーズや購買履歴をもとに、最適な提案を行うパーソナライズ施策は、顧客満足度とリピート率の向上に直結します。

例えば、過去の購入商品や閲覧履歴からおすすめ商品を自動表示したり、誕生日や記念日に合わせた特別クーポンを配信することで、顧客一人ひとりに寄り添った体験を提供できます。
また、顧客を「新規」「リピーター」「VIP」などにセグメント分けし、それぞれに最適なメールマーケティングやキャンペーンを展開することで、より高いエンゲージメントを実現します。

パーソナライズは、顧客のロイヤルティ向上やLTV(顧客生涯価値)の最大化にもつながるため、積極的に取り入れたい施策です。

平均注文単価(AOV)を上げる施策

ECサイトに訪れたユーザーに商品やサービスを購入していただく際には、注文単価の平均を向上させる施策がサイト全体の売り上げに大きく影響していきます。
そのための施策は主に以下の3つです。

  • アップセル・クロスセル(関連商品提案、セット販売、まとめ買い割引)
  • 送料無料ラインやバンドル販売の設定
  • 決済後のアップセルオファーやサンクスページでの追加提案

アップセル・クロスセル(関連商品提案、セット販売、まとめ買い割引)

アップセルは、顧客により上位の商品やグレードの高いサービスを提案し、購入単価を引き上げる施策です。

例えば、通常の化粧品を購入しようとする顧客に、より高機能な上位モデルやセット商品を勧めるケースが該当します。
一方、クロスセルは、購入予定の商品に関連するアイテムやオプションを同時に提案し、追加購入を促す手法です。
たとえば、スマホを買う際にケースや保護フィルムを提案するなどが典型例です。

これらの施策は、顧客のニーズや購買タイミングに合わせて最適な商品を提示することで、自然な形で客単価やLTV(顧客生涯価値)の向上につながります。

送料無料ラインやバンドル販売の設定

○○円以上購入で送料無料」といった送料無料ラインの設定は、顧客に追加購入を促す強力なインセンティブとなります。

送料無料となる金額を戦略的に設定することで、平均注文額の底上げが期待できます。
また、複数の商品をまとめて購入することで割引や特典が受けられるバンドル販売も有効です。
これにより、顧客は「お得感」を感じやすくなり、単品購入よりも高い金額での注文が増加します。

送料無料ラインやバンドルの条件は、自店舗の利益率や競合状況を踏まえて慎重に設定することが重要です。

決済後のアップセルオファーやサンクスページでの追加提案

顧客が決済を完了した直後のサンクスページは、追加提案の絶好のタイミングです。
購入後は心理的なハードルが下がっているため、関連商品や上位モデル、次回使えるクーポンなどを案内することで、さらなる追加購入やリピートを促せます。

たとえば、「今だけ特別価格で関連商品を追加」や「次回購入が割引になるクーポンの配布」などが効果的です。

サンクスページでのクロスセルやアップセルは、顧客の満足度を損なわずに売上を伸ばす施策として多くのECサイトで活用されています。

顧客リスト・リピーター施策

自社ECサイトで一度購入いただいたユーザーに、再度サイトを利用していただくための施策も長期的な戦略として必要になります。
そのための施策は主に以下の3つです。

  • 購入後メールやリピート促進クーポンの配布
  • ポイント・ロイヤルティプログラムの導入
  • 誕生日クーポンやVIP限定セール

購入後メールやリピート促進クーポンの配布

購入後のフォローメールは、顧客との関係構築とリピーター獲得に非常に効果的です。

商品発送の連絡や到着後のフォローだけでなく、購入から一定期間後に「ご利用いかがですか?」といったメールを送ることで、顧客の満足度を高められます。

さらに、次回購入時に使えるリピート促進クーポンを同時に配布すると、再購入の動機付けになります。
クーポンは「有効期限」や「対象商品」を明記し、限定感を演出することで利用率が向上します。
こうしたアフターフォロー施策は、顧客のロイヤルティ向上やLTV(顧客生涯価値)の増加にもつながります。

ポイント・ロイヤルティプログラムの導入

ポイントやロイヤルティプログラムは、顧客の継続的な利用を促す有効な仕組みです。
購入金額に応じてポイントを付与し、次回の買い物で利用できるようにすることで、自然とリピート率が高まります。

また、累計購入額や来店回数に応じてランクアップするVIP制度を設けるのも効果的です。
特典内容は、割引や送料無料、限定商品の先行案内など、顧客にとって魅力的なものにしましょう。

ロイヤルティプログラムは、顧客との長期的な関係を築き、競合との差別化にも役立ちます。

誕生日クーポンやVIP限定セール

顧客の誕生日や特別な記念日に合わせてクーポンを配布したり、VIP顧客だけが参加できる限定セールを実施することで、特別感を演出できます。

誕生日クーポンは、パーソナルなアプローチとして非常に喜ばれやすく、実際の利用率も高い傾向があります。
VIP限定セールは、一定額以上購入した顧客やリピーターに対して感謝の気持ちを伝えると同時に、さらなる購買を促進します。

こうした施策は、顧客のロイヤルティや満足度を高め、長期的なファン化につなげるために有効です。

まとめ:マーケティング施策でコツコツ売り上げを積み上げましょう!

ということで今回は、Shopifyの売上アップに役立つマーケティング施策15個を解説させていただきました。
即効性のある施策からコツコツ地道に積み上げる必要がある施策まで様々ですが、共通して言えることは「施策して終わり」ではなく「施策に対しての継続的な効果検証」が必須になりますので、長期的な視点に立ち、データドリブンでPDCAを回し続けることが大切になります。

ちなみに、手前味噌で恐縮ですが、弊社で構築したShopifyのECサイトは、弊社のマーケティング&運用支援で初月から目標売り上げ319%を達成した実績もございます。
なので、この記事でご不明な点がありあしたら、ご相談・お見積りは無料ですので弊社までお気軽にご連絡いただけますと幸いです。

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