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ECサイトとは?作り方・構築方法を解説!これから始めたい方はぜひ参考にしてみてください

いつもお世話になっております。
株式会社ベリッシマです。

今回の記事では、弊社の主事業でもある『EC支援』、その主役とも言える『ECサイト』について解説したいと思います。
これからECサイトを作ってオンラインビジネスを始めたい事業者様はぜひ参考にしてみてください。
また、この記事で分からないことがありましたら、当サイトのコンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
ご相談・お見積りは無料です。

それでは早速いってみましょう。

ECサイトとは?概要と基本の仕組み

ではまず前提知識として、そもそも「ECサイトとは何か?」という基本的な概念や仕組みから解説させていただきます。

ECサイトとは何か

ECサイト(E-commerceサイト)とは、インターネット上で商品やサービスを販売するためのオンラインショップのことを指します。
ECとは「Electronic Commerce」の略で、日本語では「電子商取引」と訳されます。
従来のウォークインでお客様が来店する実店舗での販売と異なり、ECサイトではインターネットを通じて24時間365日、サイトを訪れたユーザーがいつでも商品を閲覧・検討・購入できる環境が整っています。

ECサイトの基本的な仕組み

ECサイトは、サイトを訪れたユーザーが商品を購入してお手元に届くまでのプロセスが全てオンライン上で完結できるように設計されています。
基本的な仕組み・流れは次の通りです。

  • 商品・サービスの表示
  • カートシステム
  • 決済システム
  • 配送・物流システム
  • 顧客対応

それぞれを順番に解説します。

1・商品・サービスの表示

サイトにアクセスしたユーザーが商品やサービスを検索・閲覧できるように、ユーザビリティに配慮されたカテゴリー分けや検索機能が用意されています。
商品を確認するための画像や詳細な説明・商品データが画面上で提供され、ユーザーが購入するために必要な情報を過不足なく得られるようになっています。

2・カートシステム

購入を希望する商品を一時的に「カート」に入れるシステム機能です。
ユーザーが複数の商品を選択してまとめてカートに入れることにより、ユーザーが選択中の商品を一覧で確認できたり、カート内の商品を一度でまとめて購入できたりと、便利で効率的なユーザー体験を提供するシステム機能です。

3・決済システム

商品を購入するユーザーがクレジットカードやデビットカード、電子マネー、銀行振込など複数の支払い方法を選択できます。
近年ではPayPayや楽天ペイといった電子決済も普及しており、ユーザーにとって効率的で便利な選択肢や機能が増えています。

4・配送・物流システム

支払いが完了した商品は倉庫から出荷され、商品を購入したユーザーのもとに届けられます。
在庫管理や発送作業、CS(カスタマーサポート)対応は、ECサイト運営者の重要な業務内容です。

5・顧客対応(カスタマーサポート)

購入後の問い合わせ対応や返品・返金対応など、顧客対応(カスタマーサポート)もECサイト運営には必要不可欠な欠かせない大切な要素です。
商品購入後のアフターフォローはユーザーの信頼を得るための重要な対応となり、リピート購入へとつながる可能性を生み出す大切な役割です。

ECサイトの種類

ECサイトには、運営者の目的や販売形式、商品を届けたいターゲットによってさまざまな種類があります。
それぞれ順番に解説します。

BtoC(Business to Consumer)

企業が一般消費者に商品やサービスを販売する形態を指します。

  • Amazonや楽天市場などのモールを利用する方法
  • 自社でECサイトを所持する方法

といった最も思い浮かべやすい形態の一般的なオンラインショップが代表例となります。

BtoB(Business to Business)

企業間で行う取引を対象としたECサイトを指します。
例えばプロユース向け業務用の資材や製品を販売するサイトが該当します。

CtoC(Consumer to Consumer)

個人間での売買が行われるプラットフォームを指します。
メルカリやヤフオク!のようなフリマサイト・オークションサイトが分かりやすい例となります。

ECサイトの作り方・構築方法

ECサイトの構築はオンラインショップでのビジネスを成功させるための大切な第一歩であると共に、初めてECサイトを所有する事業者様が一番悩みがちな段階かと思います。
そんな事業者様に向けて、ここからは初心者でも理解しやすい構築の全体的な流れを解説すると共に、準備段階で重要になるポイントや、ECサイト構築に便利なツールやプラットフォーム・サービスについてもご紹介します。

ECサイト構築の全体的な流れ

ECサイトを構築する際は、以下の工程・手順で進めていくことが一般的となっています。
企画・準備の段階から着手しなければいけない項目は多岐にわたるので、計画的に取り組んで手戻りを少なくすることが重要になります。

1・ビジネスモデルと販売戦略の設計

どんなユーザーに、どのような商品やサービスを提供するのかを予め明確にし設定します。
ターゲットユーザーの属性や商品カテゴリーの選定が、サイト全体のデザインやECサイトの機能に影響を与えるため、初めにビジネスモデルを明確にすることが非常に重要です。

2・ECプラットフォームやツールの選定

ECサイト作成プラットフォーム・サービスを利用するのか、またはECサイトを一からスクラッチ開発するのかを選定します。
それぞれに一長一短、メリット・デメリットあるので、適当に決めず熟考しましょう。
専門家にアドバイスをもらうのも一つの手です。

3・サイト設計とデザイン制作

ユーザビリティを考慮し、わかりやすいカテゴリ構成や購入フローを情報設計します。
デザインやトンマナもターゲット属性に則したものにすると効果的です。
ECサイトを制作したい企業様にインハウスデザイナーが不在の場合、デザインだけでも請け負うことが可能な制作会社に相談してみるのも有効です。

4・商品情報の登録とコンテンツ作成

商品の写真、詳細情報、価格などユーザーに届けたい情報をECサイトに登録します。
商品説明文には、SEO対策のキーワードを入れて検索エンジンからの流入を狙うことも長期的なEC運営には重要になります。

5・決済・配送設定

商品を購入するユーザーが安心してECサイトの利用ができるように、決済方法や配送オプションを整備します。
様々なユーザーが使いやすいように、多様な支払い方法を提供するのが望ましいです。

6・テストとサイト公開

サイトが正しく機能するか、操作テスト・フローテストを行います。
テストが完了したら、いよいよ公開です。
公開後もユーザーからのフィードバックや定量的なデータを元に、定期的に改善を続けてユーザーが利用しやすいECサイトを目指しましょう。

まとめ:ECサイトの構築と運営に向けての一歩を踏み出そう!

ということで今回は、初めてECサイトを作ろうとしている事業者様に向けて、ECサイトの基本的な概念・仕組みと、構築方法とその流れについて解説させていただきました。

初めてECサイトを作る際には分からないことだらけで苦労することも多々あると思います。
ECサイトの構築を社内リソースで賄えない場合は、ECサイトの構築・運営の経験豊富な制作会社に相談してみることも一つの方法ではないでしょうか。

弊社も制作会社の一つとして、どんなことでもお気軽にご相談いただけますと幸いです。
もちろんご相談・お見積りは無料です。

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